『翔ぶが如く』(とぶがごとく)は、司馬遼太郎の長編歴史小説で、1972年(昭和47年)1月から1976年(昭和51年)9月にかけ『毎日新聞』朝刊で連載、文藝春秋で刊行された。 。クラウドに好きなだけ写真も保存可能。, このショッピング機能は、Enterキーを押すと商品を読み込み続けます。このカルーセルから移動するには、見出しのショートカットキーを使用して、次の見出しまたは前の見出しに移動してください。, この巻は西郷隆盛を中心としているが、司馬ワールドに乗せられて、ページが進んだ。鹿児島に帰京した西郷と仲間たち、征韓論から、台湾問題まで、その当時の日本の国際関係がよくつづられている。西郷の私学校、創立や仲間たちなど、とても興味深い巻だった。司馬ワールドが明るくはじけながらも浪漫がある表現が多い。それにうっとりしながらページを追った。すすっと進んでしまうほど、原稿の運びもいい。司馬遼太郎絶好調の巻である。, 物語というより、作者の考察の部分が主なので、なかなか物語が進まず、読むのに気力がいりますが面白いです。, 盟友大久保と袂を分かって帰国してしまった西郷。2人の対照的な生き方が克明に描かれて興味深い。外遊組と在国組との感覚の相違が大きいと思うが、西郷もある程度は外国事情にも通じていたようで、恐らく理屈では大久保のやり方が正しいと思っていたのではないか。ただしそれは廃藩置県に始まって士族を廃する方向性であり、自己のアイデンティティの喪失にすら繋がる。単純に言えば新国家創成のために薩摩藩を切り捨てるわけであり、それを断行している大久保の怜悧さは理屈では理解出来ても、西郷には耐えられなかったのだろう。東京を去り帰国した西郷は好きな狩猟に明け暮れて何ら行動を起こす意志を示していないのに、政府の方針に不満を持つ士族層に反乱の首魁として祭り上げられていく。西郷の意に反し先走って乱を起こした江藤の動きを事前に察知して迅速にそれを潰し、政府の高官であるにも関わらず「さらし首」のように処刑した大久保の冷酷さは新国家を樹立する強い意志の現れであるが、切り捨てられていく士族達の怨念を抑える役に回らされた西郷の苦悩はいかばかりであったのだろう。, (3)の評価と同様。迅速かつ丁寧なアマゾン本は素晴らしい。今後も大いに利用しますよ。, 江藤新平挙兵の機を捉えて、新政府は政治統制力を強化し、乱以前とは見違えるほど強靱な権力になる。大久保利通は全権を得て神速に佐賀に下り、江藤を梟首する。「乱をおこした者はみなこうである。世の者、思い知るべし」。公然と独立国を成す薩摩人に対する「鮮烈な政治的宣伝」であった。これに対する西郷隆盛たちは私学校と称する「独裁政党」を作り、士族団を強化することで応じる。, 大久保の専制政治は10年で行き詰まる。そのとき、自分を呼びにくるだろう。でも、大久保なら彼流儀の日本国を作り上げるかもしれない。そのときには自分は朽ち果てるまでのこと。西郷はそんな風に考えていたのかもしれない。, 商品詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。チェックした商品詳細ページに簡単に戻る事が出来ます。, © 1996-2020, Amazon.com, Inc. or its affiliates. 大河ドラマ「翔ぶが如く」全話視聴完了 2014-07-11 12:08:35 「翔ぶが如く」面白かったですね~ 小説よりドラマのほうがスッキリしている気がします。 佐賀人がひどく貶められているような気がして、地元の人間としては少し不満ですが、それを差し引いても素晴らしいドラマです。 Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。, 征韓論を巡って大久保に敗れ、薩摩へ去る西郷。叛旗を翻し、独立国の様相を呈し始めた薩摩に、政府は厳しく決着をつけようとする, 西郷に続いて官を辞した、もとの司法卿・江藤新平が、明治七年、突如佐賀で叛旗をひるがえした。この乱に素早く対処した大久保は首謀者の江藤を梟首に処すという実に苛酷な措置で決着をつける。これは、政府に背をむけて、隠然たる勢力を養い、独立国の様相を呈し始めている薩摩への、警告、あるいは挑戦であったであろうか。, 全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。, さらに、映画もTV番組も見放題。200万曲が聴き放題 小学校卒業以来、会ったこともない同級生と3人で会おう、と話題になる。この話は断る。親しかった人でもなく、何のなつかしさもない人と昔話をしても面白くない。 以下は『翔ぶが如く』(九)(司馬遼太郎 文藝春秋、2002年新装版第1刷)から。 読書感想文 30 「翔ぶが如く 3-4」 ... 話が大きくしかも次々と転換するので、面白く読むことができる。 ... の不満というエネルギーが暴発しないようどうやってコントロールするか、がこの時期の大テーマであったことが、背景に挙げられよう。 1990年のNHK大河ドラマ「翔ぶが如く」をNHKオンデマンドで約2ヶ月かけて全話視聴しました。一応ドラマの概要について解説すると、もちろん原作は司馬遼太郎の同名小説ですがドラマは二部構成になっており、第二部のみが原作のドラマ化です。もともと原作は幕末ものではなく、維新後の征韓論~台湾出兵~士族反乱~西南戦争までを描いたものですが、ドラマは若き日の西郷、大久保も取り上げて構成としては第一部が29回、第二部が19回でした。, で、早速ドラマレビューです。今回も登場人物が多いのですべて敬称略とさせていただきます。, これが面白いか面白くないかというと大変面白い。当時私は日曜8時というと「元気が出るテレビ」を毎週欠かさず見ていたと思われ、これはリアルタイムでは一話も見てません。さらに、恥ずかしながら当時は幕末や維新の歴史にまったく興味を持ってなかったので見てたとしても今ほど楽しめたかどうかは疑問。, この原作は昨年読んだばかりですのでまだ記憶は鮮明なのですが、映像と音声付きで見てみると当時の様子がよりわかるようになりました。特に官軍が進軍する際に「ピーヒャーラピッピッピッ!」という音楽が奏でられてるあたりで「ほぉ~こんな感じか」とか。あとは、前半の時代劇部分ではいかに当時の殿様が偉いかというのがわかりますね。家来のへりくだり方が尋常ではありません。, ただし面白いとはいえ、いろいろ不満に思うところはあります。まずは第二部が端折りすぎかなぁと。台湾出兵とか大久保が清と交渉するところとか神風連をはじめとする士族反乱とかその辺あっさりし過ぎ。(ちなみに、台湾出兵も清のあたりもオープニングナレーションで「…であった」と紹介しただけでかっ飛ばしてました。) 特に神風連の乱なんて今の役職でいう熊本県知事が殺害されてるわけで、そんな大事件があったことを知らなかった私は恥ずかしい思いをしたわけで、このドラマのみ見た人はその辺の詳しいことは知らないわけで、そういうのは非常にもったいないわけで。(と、変な日本語), また堤真一と有森也実のロマンスなんて意味があんのかなぁとか。たしかに原作に忠実に行くと色気がなさ過ぎなのはわかりますが。あとは維新後の大久保をいい人に描きすぎのような気が。別に悪い人ではないですが、もっと何を考えてるかわからない冷徹な感じなんじゃないかなぁとか思いました。(まぁこの辺は私が原作に影響されてますが) それと、桐野や篠原あたりが策がなさ過ぎて西南戦争が惨憺たる結果になったあたりも、もっとわかりやすくした方がよかったかも。, ドラマでは全般的に女性の登場割合がやたらと多いのが原作との一番の違いかもしれません。あと西郷どんの最後は原作とは結構違うけど、ドラマにするならあんな感じで仕方ないかなぁとか思ったり。, と、なんだかんだ言ってますが面白いのは確か。主演のお二人は熱演ですし、それ以外では田中裕子が素晴らしいです。彼女に最優秀助演女優賞をあげましょう。あとは次点で草笛光子とスーちゃんに銀メダルと。男優で素晴らしかったのはなんといっても大山綱良役の蟹江敬三ですね。処刑される前に「男として面白か人生じゃった」というのは原作にあったかどうか忘れましたが、見ていてほろっと来ました。他には若大将加山雄三と桃太郎侍高橋英樹もさすが。また江藤新平の隆大介もはまり役。これは素晴らしかったです。(そういえば佐賀の乱の描き方もちょっと物足らなかったです), 逆に役のイメージに合わなかったのは伊藤博文の小倉久寛と岩倉具視の小林稔侍。 岩倉具視なんて誰がやっても難しいのでしょうが小林稔侍じゃちょっと…。三条実美の角野卓造が案外バッチリだっただけに。, ということで、見てみると面白かもんじゃというのがわかりもした。NHKオンデマンドの回し者ではありませんが、ツタヤでDVD全部借りてみるより安上がりで手間もかからないので、興味のある方は是非見てたもはんか。(と、インチキ薩摩弁). 翔ぶが如く 関連ツイート . 『翔ぶが如く』(とぶがごとく)は、司馬遼太郎の長編歴史小説で、1972年(昭和47年)1月から1976年(昭和51年)9月にかけ『毎日新聞』朝刊で連載、文藝春秋で刊行された。, 題名の由来は、作家宮城谷昌光(晩年の司馬と交流があった)によれば、詩経小雅・鴻雁の什にある「斯干」という漢詩の「鳥のこれ革(と)ぶが如く、キジのこれ飛ぶが如く」から取ったものであるという。「斯干」は兄弟が仲良く新しい宮室を建てるという詩であり、「明治という国家」を創り上げた西郷隆盛と大久保利通を兄弟のようだと捉えているのだという[1]。上記の引用の通り、本来「翔ぶ」と書いて「とぶ」という読み方はせず、字義または飛翔の語句から「翔」の字を当て字として使用したとされる。, 薩摩藩士として明治維新の立役者となった西郷隆盛と大久保利通。この2人の友情と対立を軸に征韓論・ 明治6年政変などを経て、各地で起こった不平士族の反乱、やがて西南戦争へと向ってゆく経緯と戦争の進行を、著者独特の鳥瞰的手法で描いた。『坂の上の雲』と並び、司馬作品中で最も長い長編小説で、登場人物も極めて多岐にわたる。中でも薩摩郷士の代表として大警視となった川路利良と、幕末期は西郷の用心棒として、維新後は近衛陸軍少将として薩摩城下士のリーダー的存在となった桐野利秋の2人が重要な位置を占めている。他にも木戸孝允、村田新八、勝安芳(海舟)、岩倉具視、西郷従道、伊藤博文、山縣有朋、島津久光、江藤新平、三条実美などが主要人物となっている。, 1990年(平成2年)のNHK大河ドラマ『翔ぶが如く』の原作となった(前半部は幕末期で、『竜馬がゆく』ほかの司馬作品が原作となっている)。ドラマ化に併せ『「翔ぶが如く」と西郷隆盛』(ビジュアル版文春文庫、1989年11月、新版2017年11月)が刊行。他に『司馬遼太郎 歴史のなかの邂逅(6)』(中公文庫、2011年2月)に関連する人物随想を収録。, https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=翔ぶが如く&oldid=77658595, この項目では、司馬遼太郎の小説について説明しています。これを原作とするテレビドラマについては「, 『司馬遼太郎全集 35・36・37・38 翔ぶが如く』 文藝春秋、1983年(昭和58年). 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